レイルの余生

すり減って役目を終えたレイルの余生は
駅舎の屋根を支える仕事。

鉄が手に入りにくい時代だったのか
まだまだ使えると考えた人がいたのか

柔らかい鉄の表情は、
瀬戸内の小さな造船町に穏やかに馴染む。

広島県 尾道駅 
線路は働くよいつまでも

4.Oct.2012